クラスレポート
「日曜日、一緒に映画観にいかない?」、「昨日、あのTVドラマを見た?」など、日常会話でも何気なく使う「みる」という言葉。日本語では「見る」、「観る」、「診る」、「看る」とたくさんの「みる」がありますね。英語でも、日本語の「みる」にあたるいろいろな単語があって、それぞれ微妙に意味が違うそうです。
2月28日のビギナークラスは、「どの“みる”を使う?」というトピックのクラスでした。
例えば、映画を「みる」という場合でも、様々な使い分けができるそうです。
●“see”は(映画を観るという)目的を持って行動する場合
- 映画、劇、コンサート等、を「みに」行くために出かける場合は“see”を使います。
- Let’s go see the new Brad Pitt film.(新しいブラッド・ピットの映画をみに行こうよ!)
●“watch”は家で見る場合
- 家で、テレビやパソコンで映画を見る場合は、“watch”を使います。
- I watched the movie on TV.(私は、テレビでその映画をみました。)
- ちなみに“watch”には、「じっと観察するようにみる」というニュアンスも含むそうです。
- I watched two people kissing in a park yesterday.(私は昨日、公園で二人のキスしている人を見た。)
●“look”(at)は、視線を向ける、という場合。
- 映画をみるという一連のシチュエーションで考えると、例えば映画の中のある場面に、視線を向けるという感じでしょうか?
中学校の英語の教科書で、テレビを見るときは“watch”を使う、とあったので、反自動的に覚えていたのですが、なんとなく違いがわかったような気がします。先日、映画館でみてきた『おくりびと』も、映画館なら“see”、もしDVDになった後、家で見るなら“watch”になるんですね。
(Shingo)
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