ゲイ&レズビアンの英会話スクール/サークルです。英会話の学習はもちろん、英語を通しての友だちづくりまで! 

今日の日記は長いですが、出来るだけ多くの人に読んでほしいです。

ご存知の方も多いでしょう。今年4月17日、ニュージーランドにて、同性婚を法的に認める法案が可決されました。

その瞬間。議会メンバーの1人が、ニュージーランドの伝統的なラブソング「ポカレカレ・アナ」を歌いだし、やがてそれは議場全体を包む大合唱へ。

この動画の1:18辺りからです。

そして。賛成派議員の1人、モーリス・ウイリアムソン氏がこの場で行ったスピーチが世界中で感動を呼んでいます。真摯で、ユーモアに富み、そして温かい。この動画は瞬く間に全世界に広まり、100万ビューを超えたそうです。

今回、僕が尊敬するD先生によるスクリプト協力を得て、日本語訳を作成しました。同性婚に賛成する人も、賛成しない人も、出来れば読んで欲しい。きっと、人生って捨てたもんじゃないなって、思えるはずだから。

それでは、どうぞ。

◆   ◆   ◆

「選挙区に架かる虹」”Rainbow Across My Electorate” – Maurice Williamson

裁判長、この法案に関してまずルイザ・ウォールにおめでとうを言わせてください。国会に何年もいて得をするのは、どうやったらいつも起こる地獄のような追求の嵐をかわせるか、分かるようになる、ということです。

先日、私の地元の選挙区の牧師から電話がありました。この法案が可決されたら、その日からゲイによる総攻撃が始まると。裁判長、ゲイによる総攻撃とはいかなるものか、私には全く見当がつきません。軍隊が大挙してパカランガ高速道路から押し寄せて来るんでしょうか。それともガスがどこからか選挙区の上に流れ込んで来て、我々を閉じ込めるとでも言うんでしょうか。

またあるカソリックの司祭には、「あなたは自然に反する行いに加担している」とも言われました。生涯にわたる貞節の誓いをした人がそんなことを言うとは実に面白い。え?読み方がおかしい?ええと…、まぁいいや、貞節なんて守ったことないので、よくわかりません。

「お前は永遠に地獄の炎に焼かれるだろう」と書いてある手紙も来ました。でもそれは大きな間違いです。と言うのも、私は大学時代物理を専攻していました。という訳で、熱力学法則を使って計算してみました。体重や湿度などを考慮し、炉の温度が5000度とすると、私の体はほんの2.1秒で燃え尽きることになります。永遠には程遠いと思うのですがいかがでしょう。

養子縁組についての酷い意見もありました。裁判長、私には3人の素晴らしい養子がいます。私は養子を持つことがどれほど素晴らしいか知っています。しかし私に届いた一部の意見は読むに耐えないものでした。いじめというのは時として本当に卑劣なものです。私は小学生の頃、二度といじめに屈しないと固く決心しました。

しかし実のところ、反対意見の多くは穏健派から寄せられています。彼らは、この法案が社会の有り様にどう影響するか、そして自分たちの家族に何をもたらすのか、懸念しているのです。私は、彼らの心配や不安を尊重したいと思います。

その上で裁判長、もう一度ここで言わせてください。我々がこの法案で目指しているのは、結婚という制度を通して愛し合う2人がその愛を世間に認めてもらう、その手伝いをすること、ただそれだけなのです。我々は外国に対して核戦争を始めようというのではありません。危険なウイルスを持ち込んで我が国の農業を永遠に崩壊させようというのでもありません。我々は、愛し合う2人を、法律で認めてやろうと言っているだけなのです。私には、愛情の点からも、また経済的観点からも、何が問題なのか分かりません。何がまずいんでしょうか。どうして一部の人々はあんなに反対するんでしょうか。時に人は、他人のしてることが気に食わないものです。それは仕方ないことです。我々はみんなそこに関しては同じですから。

しかし今、反対派の皆さんに保証できることがあります。絶対に破られることのない約束です。太陽は明日も上ります。あなたの年頃の娘さんは、自分はなんでも分かってると言わんばかりに明日も口答えするでしょう。ローンは値上がりしません。いきなり皮膚病にかかったり蕁麻疹が出たり、突然ベッドにカエルが現れたりもしません。裁判長、地球は明日も回り続けます。だから、大げさに考える必要はないのです。この法案は、当事者にとっては素晴らしいものでしょう。しかしそうでない我々にとっては、世界は明日も何一つ変わらないのです。

そして裁判長、最後にもう一つだけ。この法案のせいで干ばつが起きているとのメールが届きました。干ばつの原因がこの法案だというのです。もし、皆さんの中で私のツイッターをフォローしてくださっている方がいらしゃるなら、ご存知でしょう。パカランガ選挙区では今朝、土砂降りでした。そしてそこには、選挙区全体にわたってゲイらしい大きな虹がかかっていました。裁判長、これはきっとメッセージです。間違いない。もし皆さんが敬虔なクリスチャンなら、そう思いますよね。それでも心配されている皆さんのために、聖書からの引用でこの場を締めくくりましょう。申命記からです。申命記(Deuteronomy)とは何か最初分からず、「キャッツ」の猫の名前かと思いましたよ。まぁそれはどうでもいいんですが。申命記第1章29節からです。

「汝、恐れるなかれ」

Sir, I want to first of all congratulate Louisa Wall for this bill, and I want to say sir that the good news about the years in this Parliament is you learn to deflect all of the dreadful …sort of fire-and-brimstone accusations that are going to happen, sir.

I’ve had a reverend in my local electorate call, “The gay onslaught will start the day after this bill is passed.” Sir, we are really struggling to know what the “gay onslaught” will look like. We don’t know if it will come down the Pakuranga Highway as a series of troops, or whether it will be a gas that flows in over the electorate and flocks us all in.

I…I, also say I had a Catholic priest tell me that I was supporting an unnatural act. I found that quite interesting coming from someone who has taken an oath of ceLIbacy for his whole life. I always thought…”CEliBAcy”? Okay, we will go with “CElibacy”. Okay, I haven’t done it, so I don’t know what it is about.

I also had a letter telling me I would burn in the fires of Hell for eternity. And that was a bad mistake, because I’ve got a degree in Physics. I used thethermo-dynamic laws of Physics. I put in my body weight and my… uh… humidity and so on. I assumed the furnace to be at 5,000 degrees and I will last for just on 2.1 seconds. It’s hardly eternity. What do you think?

And some more disgusting claims about what adoption would be. Well, sir,I’ve got three fantastic adopted kids. I know how good adoption is, and I’vefound some of it just disgraceful. I found some of the bullying tactics really evil. And sir, I gave up being scared of bullies when I was at primary school.

However, a huge amount of the opposition was from moderates, from people who were concerned, who were seriously worried, what this might do to the fabric of our society. I respect their concern. I respect their worry. They were worried about what it might to do to their families and so on.

Let me repeat to them now sir, all we are doing with this bill is allowing two people who love each other to have that love recognized by way of marriage. That is all we are doing. We are not declaring nuclear war on a foreign State. We are not bringing a virus in that could wipe out our agricultural sector forever. We are allowing two people who love each other to have that recognized, and I can’t see what’s wrong with that for love nor money. So I just cannot, I cannot understand why someone would be opposed. I understand why people don’t like what it is that others do. That’s fine. We are all in that category.

But I give a promise to those people who are opposed to this bill right now. I give you a water-tight guaranteed promise. The sun will still rise tomorrow. Your teenage daughter will still argue back with you as if she knows everything. Your mortgage will not grow. You will not have skin diseases or rashes, or toads in your bed, sir. The world will just carry on. So don’t make this into a big deal. This is fantastic for the people it affects, but for the rest of us, life will go on.

And finally, can I say sir, one of the messages I had was that this bill was the cause of our drought. This bill was the cause of our drought. Well, if any of you follow my Twitter account, you will see that in the Pakuranga electorate this morning it was pouring with rain. We had the most enormous big gay rainbow across my electorate. It has to be a sign, sir. It has to be a sign. If you are a believer, it’s certainly a sign. And can I finish, for all those who are concerned about this, with a quote from the Bible. It’s Deuteronomy… I thought Deuteronomy was a cat out of “CATS”, but never mind. It’s Deuteronomy Chapter 1 Verse 29

“Be ye not afraid.”

◆   ◆   ◆

いかがでしたでしょうか。

昨日*1、アメリカで婚姻を男女間のみとする「結婚防衛法」が違憲であるとする判決がくだされました。世界は、動き始めた。ゆっくりと、でも確実に。

同性婚については、LGBT内部でも色々な意見があることと思います。でもね、本スピーチでも触れられている通り、これは、愛し合う2人を法律が認めてあげる、それだけのことなんですよね。この世が終わるわけじゃない。法案が可決しても、明日は変わらずやってくる。

“Oh, Somewhere over the rainbow way up high

And the dream that you dare to, why, oh why can’t I?”

そしてね。その明日が、結婚したい人は結婚できる日になるなら、素晴らしいことじゃないですか。

それではまた。

(タカシ)

5月4日(土)【レズビアン&ゲイの英会話クラス☆レインボー】で、ニュージーランドの同性婚(講師はドン)のクラスに参加してくださったタカシさんのmixi日記からイベントご本人の許可をいただいて転載させていただきました。

タカシさん、クラスに参加した経験から、このような素敵な文章を書いてくださったことに加えて、快くブログへの転載を許可してくださりありがとうございました!!
今後ともよろしくお願いします!!

同性婚のことは、とにかく海外のニュースとして入ってくることが多いと思いますが、皆さんの日常の視点から、このテーマをどう感じていますか? いろいろご意見きいてみたいです!!

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